ISG
VISION
for 2026
for 2026
価値ある建築と都市を創造し、地域社会の人々に、
豊かさや楽しさのある生活環境を提供する
私たちは、単体の建築は勿論のこと、建築周辺に関わる様々なサービス、建築群で形成される都市環境においても価値を追求して参ります。
ここれからの建築は、デザイン・機能性・安全性・コストだけでなく、より優れたデザインの追求、ICTやIot、AIなどの融合、建設プロセスの変革への対応、優れた環境性能の実現など、顧客のニーズである価値の変化が加速すると考えています。また、顧客にとって建築を行うには設計監理以外に多くの関連サービスを使わなければならず、建築事業全体の利便性が求められています。更に、建築を包含する地方都市の環境は、人口減少によって徐々に衰退、荒廃していく懸念があり、スマートシュリンク(賢い縮小)へと向かえるよう、都市の全体適正を見据えて計画、提案することが求められています。
私たちは、地域社会の、働く人・住む人・学ぶ人・遊ぶ人・老若男女すべての人々が、豊かさや楽しさのある生活が営める環境の実現に向け、次代の建築と都市環境の関連サービスを提供できる体制の構築を目指します。持続可能な地域社会の実現こそが私たちの目標です。
石井設計グループは、2012年に企業活動の基本となる新理念体系として、「企業使命」「経営理念」「行動基準」を策定しました。「Value Architecture」を掲げ、価値ある建築の実現を目指し、総合建築設計事務所体制二社として一体感を持って取り組んできました。弊社の品質マネジメントシステムであるIQMSを活用して建築設計の品質を向上し、結果として多くのクライアント様にご支持を頂いて成長して参りました。
2014年にはグループ経営革新計画として、設計本部制の導入、IQMSのフルモデルチェンジを実行し、経営体質の強化と品質向上策の推進を図りました。同時に各社の社屋の環境整備(石井設計の移転及び石井アーキテクトパートナーズの全面改修)を実行、健全経営へ向けて歩を進めて参りました。2015年には建築関連業務への新規事業として、都市と建築における研究開発・再開発を支援する会社、(株)石井アーバンデザインリサーチを設立し、その業務の確立に向け活動を推進しております。
一方、将来を見据えると、人口減少社会の進行、高齢化社会、BIMやICT、Iot、AIが急激に進化、浸透し始め、大きな社会の変革の波が押し寄せています。このような激変する社会経済環境に対応し、当グループが健全で持続性のある経営で、2020年の創立100年を超えてもなお、建築に関わる地域のリーディングカンパニーとして地域社会に支持され、貢献し続けられることを目指し、10年先を見据えた「石井設計グループ ビジョン・中長期経営計画 ISG VISION for 2026」を策定しました。